行政書士みうら国際法務事務所

<最良の解決策をご一緒に考えましょう>

ヒトの誕生と繁栄 / 遺伝子と生命力 / 笑顔と健康寿命

地球上に生命が誕生したのは、およそ40億年前と言われています。

初めは「単細胞生物」であったようです。

それから、魚類、両生類、爬虫類、哺乳類へと進化したそうです。

哺乳類の中から、類人猿、チンパンジーと別れて行きました。

 

そして、いまから500万年前、アフリカの大地に「人類」が初めて誕生しました。平成30年にNHKから放送されたNHKスペシャル「人類誕生」の中において、その人類は、サルと人類の両方の特徴を合わせ持っており、身長は120㎝程度で、樹の上で2足歩行をしている姿が紹介されました。

 

その初めての人類を祖先として、実に20種もの人類が誕生したようです。「ホモサピエンス」のすぐ前に発生したのが「ネアンデルタール人」

です。「ネアンデルタール人」は主にヨーロッパで活動したようです。

 

さらにそこから別れて、アフリカで最後に発生したのが、私達「ホモサピエンス」即ち「ヒト」なのです。いまから20万年前のことでした。

 

「ホモサピエンス」は今から5万年前に、アフリカを出発し、中東・ヨーロッパに進出したようです。

この時、中東・ヨーロッパには先にアフリカを出た「ネアンデルタール人」がいました。

 

又、アジアには、さらに古い時代にアフリカを出た、同一の種とされる、「ジャワ原人」「北京原人」が生きていたのです。つまり、いまから5万年前には、3種の人類が地球上にいたのです。

 

やがて、「ホモサピエンス」以外は激変する地球環境に適応できずに絶滅しました。但し、「ネアンデルタール人」の一部と「ホモサピエンス」は交配したようです。私達現代人の一部の人達のDNAには、「ネアンデルタール人」のDNAが入っている証拠が発見されました。

 

ですから、現在生きている私達は、様々な激動の中を、知力・能力・対応力を持ち、奇跡的に生き延びて来た人類の末裔なのです。

私達の祖先「ホモサピエンス」がアフリカを出発した時、その人数はわずか1,000人程度と推定されます。その末裔が75億人となったのです。

そのエネルギーは一体どこから発生したのでしょうか。

 

それは、「好奇心」とされています。見知らぬ土地を目指し、一方は極寒のシベリアを通り、また一方は小さな舟を作り海を渡ったのです。ヨーロッパにおける「大航海時代」よりはるか昔に人類は、地球上の隅々にまで進んでいたのです。

私達は全員、祖先が贈ってくれた素晴らしい生命力遺伝子の中に受け継いで生きているのです。

<健康寿命>

健康寿命とは、何らの介護も受けることなく、一人で生きていける状態で

いることです。

平成30年10月現在での健康寿命は、男性71歳、女性74歳となっています。平均寿命と健康寿命の差を少しでも縮めて、最期まで元気に暮らすことは、私達の希望です。

これを実現するには、個々の努力が欠かせません。主な方法として推奨されているのは、

1、規則正しい、バランスの取れた食事

2、十分な睡眠

3、健康管理

4、軽い運動の継続

5、孤独ではない、社会・近隣との関わり

6、ストレスの発散

等が大切とされています。

6、のストレスの発散において、「笑顔」「笑い」は極めて効果が高いとされています。笑うこと、笑顔になることによって、体の「免疫力」が高まることが証明されています。

笑顔は人との接触の中において自然と起こるものです。又、笑いは、愉快なことに対する反応です。

 

私達は「好奇心」という贈り物を祖先から平等に受け継いでいます。何か物事が発生した時、「いい方に考える」ことが出来るのです。それは、年齢がいくら高くなっても可能なのです。

「いい方に考える」と笑顔になります。笑顔は確実に健康寿命を延ばします。私達は皆、多くの祖先の力に支えられて生きているのです。